どうするSSTR2020?!
カネとカラダ、痛いのはどっちなんだかわからなくなっている嵩屋天狗堂・番頭ののりまつでございます。
延期祭り2020
それはもう、いろんなものが中止や延期になりました。おかげで3月から5月の間の手帳のきれいなこと。しかしその成果が全国民レベルで見え隠れしており、あらためて日本人すげえな、と思う所でもあります。
延期になったことの中に、のりまつ的に大ダメージだったものが二つあります。それすなはち
SSTR2020
と
YAMAHA TENERE700の発売日
延期なので(今のところは)楽しみが延びただけとも取れるのですが、このおかげで新たなジレンマが生じてしまったのです。ま、ジレンマと言ってもお気楽なヤツですけどw
SSTRの延期
3月の末、主催者の風間深二氏から告知がありました。
参加者の誰もが納得せざるを得ないし、納得できない人は参加する資格はないと思います。延期は少し残念ですが、本来予定の5月は行うべきではなかった。先の分からない中での英断、見事でした。
延期となった10月、神在月といえば。日は短いけど食の秋真っただ中。寄り道が過ぎて「無事にゴールできるかわからない」と豪語している方も見受けられました。さすがバイク乗り、業が深いwゴールの神子原米のおにぎりも新米かも・・・こんな風に前向きにとらえれば、10月でも楽しみかも♪
TENERE700発売の延期
当初は6月5日発売の予定でした。のりまつはすでに予約を済ませていて納車を待つばかりの状態でしたが、例にもれず延期に。残念ですが、部品も入ってこないのだろうし社員さんの健康には代えられない。
あらたなジレンマ
これまで嵩屋天狗堂ではSSTRに対し、初回はYAMAHA XT660X「市丸」、以降はKTM690ENDURO「人麻呂」を投入してきました。いずれも単気筒とはいえ大型のエンジンを搭載しており、巡行性能に長け長距離作戦に向いていたからです。その「人麻呂」も素性の良さゆえ幾多の作戦を経験してきましたが、その分劣化も著しく、長距離での運用が困難になりました。
そこで方針を変え、今年のSSTRにはマルチロール機KAWASAKI KLX250「兆太郎」を投入する予定で、作戦に向け長距離巡行性能の向上をしてきました。具体的には主に、ビッグタンク導入とスプロケを高速向きにしたこと、キャリアの造設の3点です。詳細は前回の記事参照。
こうして準備が整いSSTR当日を待つばかりだったのですが、世界を病魔が襲いSSTRも延期となったのでした。
そんな折、YAMAHAから最新情報が。延期となっていたTENERE700の発売日が、7月31日になったとの発表が!冬ぐらいになるかとアテにもせずに待っていたものが、だいぶ早まった感じ!やったぁ♪
さらにとあるYSPショップのツイッターで「6月20日、入荷予定」との報が。そして知り合いの購入予定者は「6月18日」と言われているらしい!のりまつも早めに唾つけた気でいたので、さっそくお店に問い合わせ。「はっきり告知はされていませんが、6月下旬には入ってきそうです。」との事。そんなのすぐじゃん!ワクワク最高潮かよ!今すぐ住民票GETだぜ!
・・・しかし待てよ。すると、SSTRにTENERE700で参加できるってことか。いいね。
・・・しかしSSTRに向けてツアラー化した兆太郎はどうする?長距離ツーリングのポテンシャルも見てみたくないか?
・・・しかし納車したばかりのTENERE700をしり目に旅に出られるか?乗りたくて乗りたくて、添い寝したいほどの状態になるんだろ、どうせ。
・・・しかし兆太郎を一回ぐらい千里浜を走らせてあげたくないか?あの夕日をバックに、千里浜を駆ける姿をプロのカメラマンに撮ってもらいたくはないか?
なんて、こんなあほみたいなジレンマも、このご時世にはビタミンになるんですよねっ。
結局どうするのか(心の底からどーでもいいでしょうけど)
こんな風に悩んだ挙句、決めました。決め手の一つ目は写真です。
サイコーのシチュエーションをプロに撮ってもらうなら、一張羅でキメたい。いつもマシンに合わせたオフジャージを着て参加し、イイ感じで撮ってもらっていました。しかし今年は10月。オフジャージで参加するにはちと寒く、精悍なKLXには似合わない鈍重な支度をしなくてはならない。
もう一つの決め手は開催時期。10月は5月より日が短いことは解っているが、第3回大会の9月よりさらに短い。これは未経験の短時間リミットで、第3回大会の時の余裕がない苦しさが思い出される。アレでもし高速巡行も余裕がなかったら、さぞ苦行であったろうな、と思い出されるわけです。
これらの条件を合わせて考えると、答えはおのずとTENERE700に傾いていく・・・いや、決してTENEREに傾くような条件を抽出して判断材料にしているわけでは、ない、と思うんですけど(汗)心の底では新しい相棒で行きたいんですよね、ということで。
以上、世にもどうでもいい、おっさんの楽しいジレンマをお送りしました。