大丈夫か?SSTR2017。
SSTR 2017、
いよいよ今週末に迫ってきました。
今回の相棒も、こいつ。
KTM 690ENDURO B-7HT「人麻呂」SSTR2017Version
人麻呂は、どこにでも行けて、何でも出来るんです。なので、色んな道を走ってみたくなるのです。
オフ車なのでダートも。
軽量なのでワインディングも。
インジェクションなので高地も。
排気量もあるので高速も。
これらがぜーんぶ入っているルートを組みたい。
出発地の設定
この春、福島県の一部でまた避難命令が解除されたので、応援というほどでは無いけど福島県からスタートしたい。初の東北スタート。前泊の場所も福島県にしますよ。
ツーリングマップルで福島県の浜通り地方の海岸線を探します。朝の海岸線が走れるルートがいい。すると目に止まったのが「波立薬師は大津波にも残った!」
という文字。薬師如来はウチのお寺の御本尊で、親類に難病の子がいるのでいつも願掛けのお祈りをする仏様。あの津波に負けなかったというんだから、強い薬師様ですよきっと!
これはお導きというヤツかも?日の出も良く見えそうだし、ここ「波立薬師」に決定!
ルートの設定
波立薬師からアクセスのいい福島県東部や茨城県北部には、林道がいっぱい。せっかく万能の人麻呂で行くんだから、ここいらの林道を通りながらゴールを目指してみようかな。
このルートでもう一つ織り込みたくなったのが、「良く通る道」。旅でラリーなんだけど、あれ?いつものツーリング?みたいな場所も通って、軽くゲシュタルト崩壊(?)してみたい。
↑「祝」って字に見えなくなったらゲシュタルト崩壊。なんですって。
すでに一つのツーリングルートとしてまとまって認識しているモノを、まったく別のルートに組み込むことによって「あれ、いつもの林道だよなー?なんか違う感じがするなー」みたいな。
そんなわけで、よく行く群馬県の赤倉林道や秋鹿大影林道や万沢林道もルートに入れてみます。上に書いたアホみたいな理由の他に、いつものツーリングの時にもSSTRの事を思い出して悦にいる事ができる。そして、旅の途中に田園プラザ川場・かわばんちの「りんごソフト」を食べてみたい!きっといつもと違う味になる・・・完走への不安を抱えたまま、精神的な余裕のないまま。
こんなつかみどころのない焦りを帯びつつゲシュタルト崩壊した精神の混沌を伴いながら、昼なお暗い森の緑の闇の中を、脇目も振らず走り抜ける。やがて視界が開け、1キロにもわたる広い直線ダートを越えるとようやく舗装路に出る。ここまで来れば草津は目前、その向こうに続くのは、その標高ゆえに視界をさえぎり続けた木々さえも掃われた、国道最高所・渋峠のある志賀草津道路!
精神の闇に打ち勝ち、解放を謳歌するかのごとく2000メートル級の高地ワインディングを翔け抜ける。インジェクションの緻密な制御と剛柔一体WHITE POWERの足回り、LC4エンジンの咆哮を名器・アクラポビッチで高らかに奏でながら、人麻呂の性能を思うさま堪能しつくす!峠を越え下界に降りれば、凱旋するかのごとく悠々と余裕の排気量で高速道路を走り千里浜を目指す。
なんとドラマティックなシナリオ、なんというスペクタクル!この旅は涙なしには語れない・・・ドンミスィッ!!
制限時間
「妄想に酔うのもいいがな、こいつぁルールのあるラリーなんだぜ?そんな欲張ったプランで日没に間に合うのか?」
妄想の中の妄想で、のりまつの妄想に良く現れる顎ケツのもみ上げ長めの荒くれ男が、こんな風に語りかけてきて現実に戻される。
↑こんな感じ。のりまつ画w
そうでした。ちゃんとシミュレーションしておかないと。
現代にはナビゲーションシステムというものがあまたあり、今手にしているスマホにも高性能なのが内蔵されています。この「Google MAP」でポイント間の所要時間を算出し、シミュレーションを行いました。うーん、脳内ラリーですね。ただ、ダートが計算できない。時速25km×おおよその距離数で計算してみようかな。
・・・
・・・
シミュレーションの結果、おおよその所要時間・・・15時間。
当日の日の出が4時半、日の入りが18時50分。つまり制限時間、14時間20分。
がっでーむ!なんてこった!でーじなってる!だめにきまってんべに!ワテホンマニヨーイワンワ!ばっかじゃなかろーか。
練り直し
今までにないほどタイトってゆーか無理な行程である事が確認できました。大幅に削減しなければ。
ルート再設定に当り、優先したポイントに順位をつけると・・・
1.出発地:これは絶対外せない。意地でも走り切る!
2.ダート:リスクが高いけどコレを走らずして何のラリーか!「ENDURO」の名が泣く!
3.良く通る所:上二つを勘案して通るルートが取れなかったら諦める。
4.ワインディング:ま、通らないはずは無いでしょう。
5.高地:なんなら通らなくても。
6.高速:むしろ増やさなきゃ。
こんな条件でルートを練り直し。
ダートは必須だけど、リスクが高い。ここは一つ「良く通る所」と絡めて考える。知ってる林道ならリスクを少しだけ抑えることができる事もあり、群馬の3林道は保留。福島・北茨城のダートは削除とし、出発地点から日光までほぼ高速!途中の阿武隈高原道路は高速じゃないけど。
ちなみに群馬の3林道については、事前の情報収集で5月20日時点で通行できそうであることは確認済み。
ダートスタイルのYつ氏のお知り合いが「万沢林道は5月19日から開通ですよ。僕がゲート開けるんで、確実です」って情報くれたとの事。Yつ氏の人脈、恐るべし!
万沢林道を抜けた後は、当初のプランでは渋峠経由。ナビは渋峠経由より菅平経由の方が早いことを示すが・・・大して変わらない。人麻呂の足ならむしろ渋峠の方が早いぐらいっしょ!(根拠のない楽観)単純に、ルートとして断然魅力的なんですよね、志賀草津道路の方が。
志賀草津道路を降りて、時間があれば斑尾高原辺りの林道も走りたかったけど、今回はガマン!飯山のインターチェンジから高速に乗り、あとは富山県まですっ飛ばす。
そのあと各県に1箇所ずつ設定されている「イベント中、絶対一箇所は寄らなきゃいけない道の駅」である「メルヘンおやべ」に寄って、ゴールを目指します。
この設定で時間を計算します。
・・・
・・・
・・・結果、ダートとか休憩は抜いて、11時間強。この時点でなんとか約3時間のマージンが取れました。
で、問題のダートは・・・
赤倉林道10.3km
秋鹿大影林道14.6km
万沢林道22.0km
合計 46.9km。
これを時速25km(根拠なし、テキトー)で割ると・・・約2時間。合計約13時間。
いくらか現実的な時間になったけど、休憩入れたら・・・マージンほとんどなし。メシの他に、どうしても眠くなって道端でオチる時間とかも必要なので、ホントにキツキツ。パンク1回でも起こしてしまったら、アウト!・・・かも。パンクだって1回とは限らないし、修理が上手くいく保証はない。リスクはそれだけじゃない、こけたり崖に落ちたりだってゼロじゃない。なんかもう、悪いことしか思いつかない。
大丈夫なのか、コレ?!
でもこのコースで、やってみたい!
以上、一人上手なおっちゃんの、SSTR本番前の醍醐味を満喫するさまをお送りしました!
いや、マジで心配なんですけど。
荷車に夢を載せて沼の入り口にただずむ。
昔話風に「嵩屋天狗堂」のガレージのお話。
むかーしむかし、のりまつという呑気な男がおりました。
のりまつの家は「嵩屋天狗堂」と言って、特に何かを売っているわけではないのですが、時々楽器を持ってちんどん屋みたいなこともしているようです。
ここには3台の乗り物がいます。バイクが2台、車が1台。田舎なので車がないと生活できないから仕方ないのですが、ちょっと持ちすぎかなと思ったりしています。でも、一応役割がそれぞれあったりして、まあまあ仲良く生活しているのでした。
お兄さんは兆治君。カワサキさんちから来ている子で、勇敢なシェルパ族の血をひきます。
カワサキ・スーパーシェルパ
見た目は、たとえるならロバのよう。足が短くてなんとなく小ぢんまりしていますが、意外と力があって万能選手です。でも、遠くに行くのはちょっと苦手。
弟は人麻呂君。なんと外国のオーストリアから来ています。
KTM・690ENDURO
初めは日本の風習に慣れず反抗ばかりしている時期もありましたが、今ではずいぶんなじんで来たようです。見た目は外国産らしくスラッとしているのに筋骨のしっかりした、いわゆる細マッチョなサラブレッド。田舎くさいお兄ちゃんとはずいぶん差があるようです。すごい力を持っていて、遠くに行くのも楽々だし、デコボコ道だってお手の物。お兄ちゃんよりワンランク上の万能選手ですが、体が重くて力がありすぎるのが時として困りモノだったりもします。
4輪車もおりますが、その話はまたあとで。
ある日、そこらの河原にある野良コースに誘われました。誰かが重機なんかで開削した非公式なオフロードコースの事を「野良コース」などと呼びますが、そのコースは轍だらけで短い急登あり、細かーいターンもあちこちにあります。のりまつはどちらで行こうか迷いました。
コースを走るなら、アスリートな人麻呂だけど、急登でまくれたり曲がりきれなかったり、パワーも重さも持て余すかも・・・
一方兆治君は、どうにでも走ってくれるけど、足回りがスカスカで、ジャンプしようものなら「ガチャン!」って着地。轍にもいちいち干渉されて気を使います。
いい齢こいて、こんなのんきな悩みに日々を暮らすのりまつなのでした。
軍用航空機にたとえるなら。
兆治君のスペックは
エンジン出力:26ps
シート高:830mm
乾燥重量:111kg
で軽くてパワーはそこそこ、足着きが良いのが自慢。でも足回りはまるで素抜けの水鉄砲、いちいちギャップを拾うので先行車に着いて行くのが大変。そんなわけでドッグファイトは苦手だけど低速での取り回しの良さは抜群で、さしずめ攻撃機と言ったところ。
攻撃機の例:A-10「サンダーボルトⅡ」
一方人麻呂君。
エンジン出力:63ps
シート高:910mm
半乾燥重量:138kg
足回りはアスリート級で、オフ車としては圧倒的なパワー。重さも安定性に貢献し、重装備をして遠くにお出かけ・時々ダートなんてのも得意。たとえるなら長距離巡航と攻撃力を兼ね備えた爆撃機と言ったところ。しかしそのパワーと重さをあましてしまうことがある上、足着きが悪い。
爆撃機の例:B-1「ランサー」
すでに万能な2台を所有していますが、こんな時にちょうど良くない。どちらも帯に短し襷に長し。「万能とはすべてにハンパである」とは、まさに至言でしょう。
しかし、今後もしかしたらレースにも出てみたいような気持もあったりして。それには攻撃機や爆撃機ではなく、やっぱり戦闘機が理想!
戦闘機の例:F-16「ファイティングファルコン」
そんなことをもやもや考えていたころ、千葉のツーリングで一緒だったYYさんが、KLX125を試乗させてくれたのでした。小さくてパワーもそこそこだけど、サスが積極的に動いている感じがして姿勢のコントロールが楽しい!カワサキきっての戦闘機・戦う4stことKLXの名は伊達じゃないことがわかりました。
125ccならランニングコストが少なくて済むし、125の戦闘機が欲しくなっちゃいました。でもKLX125じゃYYさんと同じになっちゃうし・・・そんなわけで色々検索。
125のファイター達、そして急報!
YAMAHA XTZ125
・・・は戦闘機じゃなさそうです。シェルパとキャラが被るので却下。いや、125を攻撃機にして250のシェルパを戦闘機に入れ替えれば・・・いやいや、コストかかりすぎですって。
あとは外車。興味のあるものだけ。
Beta RR4T 125LC
Huskqvana TE125
KTM 125exc
コレは公道走れません(-_-;)
どれも鍛え抜かれたサラブレッド、生え抜きの戦闘機ぞろい!見た目も垢抜けててカッコいい!私のようなバカには垂涎の逸品ぞろいです。
しかしそれを手に入れるには、やはりたくさんの代償を払わなくてはなりません。嵩屋天狗堂にはそんな財力があるはずもなく、獲れない狸の皮算用をしてはワクワクもやもやする日々を送っていたのでした。
そんなおり、YY氏から一通のメールが。
「KLX、要ります?」
・・・え?マジ?
「自賠責がすごく余ってるから、その差額だけもらえればいいですよ」
・・・神?
田舎なので置き場所にも困らない、運用コストも小額。一人で4台もの自動車を有することに抵抗はありましたが、お迎えすることにしちゃいました。
しかし、
「次のマシンが決まったらね」
という条件付。いいですとも!贅沢は申しません、いつでもお待ちしてますから!
トランポ大統領
うーん、念願の戦闘機がこんな形で手に入ろうとは。しかしKLX125、遠出するのは兆治以上に苦手。コースやレースとなるとそれなりに遠征という形にならざるを得ない。それに以前から、故障したバイクを運ぶ手段が欲しいと思っていました。
つまりはトランスポーター通称トランポ。本来はプロのライダーが、公道を走れないレース用のマシンを運ぶモノ。プロじゃなくてもその道に長じた、尊敬すべき変態たちも愛用しているモノです。
しかしその時に乗っていた車はスズキ・スイフト。
norimaz.hatenablog.com
いい車なんですが、バイクを積むのはかなり難しい。そして不具合、車検。ここは、乗り換えだ!
昔から世話になっている車屋さんに用途とか要望を相談して見つかったのがこちら↓
トヨタ・VOXY
観光地やショッピングモールで、こんな車の中から若い夫婦が子ども達を抱えて出てきます。子ども達のはしゃぐ声、小さい子を抱っこしたパパの「ほーれ、気をつけろよー」なんて注意を促す声、ママは大きな袋に子育てキットを詰め込んで背負い込んでいます。独りモンの私は彼らの事を「リア充」と呼んでいますwそして、VOXYのような大きな車は、そんなリア充なアレコレをすべて引き受けてくれます。
そうです、コレは家族の季節用の車です。泥だらけのバイクを積む車ではありません。バイクを積んでいる時はまだ良いけど、普段の無駄っぷりったらハンパないです。ガソリンも税金も無駄、広いスペース無駄、重い車重も無駄、太いタイヤも無駄、後席の便利装備も、独りモンののりまつにはすべて無駄無駄無駄ァ!!
そんなわけで、却下です。もうちょっと、身なりにコンパクトに生きたい。
次の候補がコレ↓↓
ダイハツ・アトレー(4WD・ターボ・AT)
ワゴンなので荷室のスペックがわからないけど、これのバン(快適装備を取り除き荷物運びと営業に特化した商用車)である「ハイゼット」のスペックを参考にすると・・・KLX125は余裕、フルサイズでもタイダウンかネコタイヤ換装で載せられない事もない。実際に載せているブログもあり、こいつぁアリだ!となりました。
しかし職場の軽バンを運転してみると、ATはターボがあってもかったるい。しかしMTはNA(ターボなし)でも小気味良い。普通なら迷うことなくMTを選ぶところですが・・・
トランポとして捉えるなら、断然ATが良い。例えば遠征先で怪我をしたとしても、ATなら何とか帰ってこられるが、手も足も頻繁に使うMTは、怪我した状態での運転は地獄の苦しみ。ブレーキ踏み損ねるなんて事もあるかも。
生活のパートナーとして捉えるなら、やはり慣れ親しんだMTが良いし、かったるいのはまっぴらごめん。速くなくてもいいから小気味よさが欲しい。
迷うところですが、頻度から考えて、生活のパートナーとして捉えるのが正解でしょう!よし、MTに決定!
よーし、MTのアトレーをインターネットで探しちゃうよー♪
ヒット件数・・・ゼロ。え、そんなにマイナーな存在なの?全国では・・・やっぱりゼロ??どーなってんの??
よーく調べたら、アトレーにはMTの設定自体がない!そーか、MTなんて所詮絶滅危惧種ですもんね。
でも、バンのハイゼットならあるよね?でも、商用車に4WDでターボの設定なんて・・・あったー!!
で、見つかったのがコレ↓
HIJETカーゴ クルーズターボ
このグレードは、バンのクセにちょっとだけ快適装備付き。丁度いいんじゃない?!税金は人麻呂より安いし。まだ入庫したばかりでろくに写真がなかったけど、玉数は埼玉県内で2件のみ。こいつぁ押さえておかないと!写真見るなら現物見ちゃった方が早い!
というので、休みの日に見に行って、オーディオも付いてないモノでしたが気に入っちゃいまして、即決!
こうしてHIJETカーゴ クルーズターボをお迎えする事になったのでした。
ちょっとインプレ
・動力性能
軽自動車とはいえやはりターボ。高速の追い越しでも970kgの車体をぐいぐい引っ張ります。100km/hで5500rpm、軽としてはいい方じゃないでしょうか。ただ巡航するとなると、やはり1300ccのスイフトには及ばず100km/h弱ぐらいが快適速度。
ギア比はちょっと変。スーパーローの1速なので荷物満載坂道発進も安心で、通常は2速発進で充分。ここまではいいのですが、3速と4速の間だけが異様に離れてるのでちょっと慣れが必要だったりします。
・燃費
基本ケチケチ走りなのりまつですが、だいたい15km/l。思ったより良くない燃費ですが、タンクが大きいのか航続距離は500kmを越えます。これはありがたい。
・ハンドリング
低中速コーナーの続くワインディングを攻めてみましたが、簡単にインリフトして3輪走行します。足回りには期待してないので気になりません。
・その他
印象がいい。コレに乗っていると「働く人」のステータスが付くせいか、狭い道に迷い込んでも嫌な顔されないし、なんかみんな優しい。ケンカも売られない。全体的にホッコリした気分で運転できる。これ、最大の美点かも。
ちなみに早速カスタムをしてあります。
・CDとUSBとAUX端子のある1DINオーディオ。BLUETOOTHも付いてるやつにすればよかったと、ちょっと後悔。ナビ?スマホのナビの方がタダで優秀だからいらないかな。その代わり、スマホホルダーにはこだわりましたが。
・スピーカー 2スピーカーで、純正置換えを目論むも適合せず、断念中・・・その代わりリアスピーカーをつけました。
・アルミホイール。往年のレーサーに装着されていた「ハヤシレーシング」を奢りました。昔からあこがれていた軽バンに乗るにあたり、やはり昔からあこがれていたホイールを装着して、ホクホクです、気分だけ。ローダウンでもしてやれば格好が付くんですが、そんなことしたらコースのあるようなところへ入って行けなくなっちゃうので、ノーマルのままです。空いたホイールハウスはトランポの証!
トランポとして起動させるには
とりあえず、ラダーを積まないとトランポになりません。人が押せるスロープの斜度にするには、高さ×3の長さが必要というのが福祉用具業界のセオリーらしいので、それに近い長さのあるラダーを選定しました。
あとは、バイクを固定する為のタイダウンベルト。とりあえずガンジョーそうなバイク用のヤツ。
サスを縮める必要性が生じる可能性もある事から、2本×2セット購入。固定自体は2本で間に合い、1本は収納したラダーの固定用。1本は余り。
KLX125、来た!
こんな風に準備が整った頃、YYさんから「次が決まらないけど、引き渡します」との知らせが!さっそくハイゼットカーゴ「HUSTLE JANITOR」通称じゃに君を駆って、引渡し場所へ向かいました。ランデブー地点はカワサキ!縁起が良いぞ!
持ち物についてYYさんから事前にアドバイスを受けた中で、「ラダーをもう一本、もしくはビールケース」というのがありました。どうも人間用の踏み台として使うようです。これがあれば最後の一押しや降ろす時がだいぶ楽になるそうです。自宅の車庫として使っている洗濯干し場に30センチ程の段があり、これを上り下りするために使っているラダーをビールケースの代わりに持参。
引渡し場所に到着。YYさんはスズキ・エブリイから手馴れた感じでてきぱきとKLXを降ろしました。で、私に積み方をレクチャー。バイク用のラダーと、踏み台用のラダーを設置し、まず載せてみてもらいました。意外と力が要るのかも。載せてもらったのを一度おろし、自分でチャレンジ!気合と勢いでえいっと押して、上手く積載できました。
載せたらベルトで固定しますが、固定するとサスが縮みます。この縮みっぱなしの状態は良くないらしく、この後食事に行った先でも、逐一緩めました。
ちなみにハイゼットは、リアシートを固定するフックがいいところにあり、ここにベルトを引っ掛けることにしました。2本止めで充分安定しています。
オプションのDカンがフロアに設置されているのですが、耐荷重の設定値が低くて怪しいのでヤメ。
バックミラーに写るKLXを時々眺めて悦に入り、帰り道も遠く感じませんでした。そうしてお迎えしたのがコイツ!!
KLX125 F-12KR「旭龍」
エンジン出力:10ps
シート高:830mm
乾燥重量:112kg
YYさんの古傷で、ハンドルが曲がって左上がりになってたり、そのせいでクラッチが擦り切れていたりですが、機関・足回りとも良好!ハンドルなんてすぐアップに変えるから気になりません。こいつぁ値打ちモンだ!
名前について。YYさんとは、ある日の泊まり林道マスツーリングで、それぞれパンク一回ずつしてその修理で変なテンションになったまま、二人っきりの浴室で小林旭を熱唱した間柄。こんなつながりを示す「旭」の字に、YYさんの本名から1字いただき読み替えて「龍」の字を。人呼んで「旭龍(きょくりゅう)」と発します!
こうして我が嵩屋天狗堂には、2輪4機、4輪1台が配備されることになったのでした。
総気筒数6、総排気量1695cc、総重量約1340kg(乾燥)、総自動車税15000円。
うーん、中型セダン1台にも及ばない。やっぱ任意保険は台数なりですけどね。
さて、どこを走ろうかな。まず体力つけなきゃ。
荷車に夢でも積んでみようか
4輪の話も聞いてやってください。
去る3月、ワタシの愛車・鈴菌スイフトの車検が満期を迎えました。走行距離12万キロ、補器類の異常が出て修理に意外とお金がかかる事と、思うところがあって入れ替えする事にしました。
ワタシのスイフトは1300ccでしたが、マニュアルでした。ラインナップの中で、唯一1000キロちょうど。軽い1300ccのマニュアルってだけでワクワクする人もあるのでは?下手なスポーツグレードよりよっぽどスポーツできる車でした。下りなら、先代の愛車MR2(AW11NA)より速いでしょう。ペダルとギヤ比*1以外は最高の車でした。
入れ替えた車は、こいつ。
スゴめのJET輸送機「HIJETカーゴ(ハイゼットカーゴと読む)」
名前からして色々ツッコミどころがある車ですが、この「クルーズターボ」というグレードはいろんなワクワクが詰まっている夢のカーゴなのです。
ワクワク1:ターボで武装!
軽自動車で車重は970キロ。重たいけれどマニュアルの小気味よさとターボのトルクで動力的に不足を感じることが全くない。高速で追い越し車線に出るのも躊躇せず、余裕の加速で行けちゃいます。
ワクワク2:普段はFR!そしてパートタイム4WD!
FRなので、ドリドリも思いのまま・・・とはいきません、腕が必要(^^;でも4WDなので毎年正月の迦葉山初詣も怖くない♪
ワクワク3:広い荷室!
現時点で後発のエブリィの次に広い荷室。ただクルーズターボは内装とリアシートの形状のせいで、他のハイゼットより少し高さが低い。この微妙な低さが、困るかも・・・なのですよ。だってここに積むのは・・・(*^艸^*)ムフフ
何でも用務をこなし、パワーもある。頭文字はHJ。これは「湘南爆走族」に出てきた「ハッスルジェット」と同じ頭文字。
そんなわけで着いたペットネームが
「HUSTLE JANITOR」
「モーレツ用務員」的な意味だと思います。余談ですが、4輪の方には、戦闘機のペットネームのように英語の名前を付けています。
名札も作りました。真ん中の図柄は、湘爆のハッスルジェットから丸パクリ。
次回、車を買い替えた隠された理由と3つ目のワクワク、禁断の紅きエピタフの謎に迫ります!
ま、カテゴリに書いてありますけど。
バカだからバイクに。第2回はてなブログツーリングのレポートです。
「バイクはバカにしか乗れん」
これ、私の好きなセリフ。
大いに偏りがあるし、気を悪くする方もあるかも?
ちなみに私はこの種の「バカ」です。
カテゴライズ。
一口にバイクって言っても、知らない人は50のスクーターからハーレーまで十把ひとからげですが、乗るほうからしたらずいぶんと色々違うものですよね?
スクーターなんて、跨りすらしないから根本的に乗り方が違う。半分立った様な姿勢で乗るオフロードと、半分寝たような姿勢で乗るアメリカンでも楽しみ方が真逆だったり。SSなんか、別の意味でアメリカンと逆の姿勢で乗るモノだし、オフロードとは曲げ方も違う。それぞれのカテゴリに楽しみ方があり、世界観があります。
時として他のカテゴリを非難するような風潮があったりなかったり・・・確かに気持ちいワインディングをSSでカッ飛んでいる時にオフロードやアメリカンにつっかえたらじゃまっけだし、重厚で存在感があって体を預けて乗るアメリカンに比べたら、オフロードなんて蚊トンボみたいだし、うずくまって乗るSSなんて窮屈だし。(私自身はオフロード乗りなのでオフ自虐な感じになってますw)
ツーリング行くにしても、楽しい道もそれぞれなせいかカテゴリに分かれがちです。オフロードで高速ばっかりのツーリングは苦痛だし、オフロード以外でダート行くなんてもってのほかだし、舗装のワインディングならSSが一人勝ちだし。
私自身、いつの間にか心の中のこんなカテゴライズ化が進んでいました。そんな時に出会ったのが、みんなも知っている「ばくおん!!」
ここでは、ネイキッドもオフもメガスポーツも(カタナはなんだろう・・・鈴菌さんゴメンナサイ)一緒になって、バイクを楽しんでいます。そこにはカテゴリなんて境界はなくて、とにかく“バイクに乗ること”それだけでもう楽しくってしょうがない。自分が乗り始めた頃の楽しみ方、大げさに言ったら始まりの場所を見せてもらったような、そんな感覚を覚えたのでした。今はもう、そんな感覚には戻れないのかな・・・
原点回帰!?
今度はロゴも出来て、ステッカーまで出来て(秀吉さん(id:hideyoshi-motolife))自主制作)、台数も増えて、行程もより遠くになって、100ccぐらい排気量アップした感じになりました(?)今回も5チームに分かれてツーリング。そして、
C(★) |
タッケ (id:bike-camera) |
Honda CRF250L |
C |
のりまつ (id:norimaz) |
KTM 690 ENDURO |
C |
のりまつ友人枠:びわみかん |
Honda SL230 |
C |
K@ZU (id:LITP) |
Honda MAGNA 250 |
C |
芋虫 (id:yujaaran) |
YAMAHA YBR250 |
C |
きゃびん (id:beamer-cabin) |
BMW R1200RS LC |
C(■) |
NAU (id:naux64) |
Ducati HYPERMOTARD939SP |
この表の順に走りましたが、前3台はオフ。次にくるのはマグナ250で、アメリカン。で、万能コミューター、大排気量ツアラーとハイパワーモタードが続きます。もう、ゴタ混ぜ!さしずめ、明太子ごはん・釜揚げうどん・激辛ウィンナー・太巻きカリフォルニアロール・醤油ラーメン・牛肉の蒸し煮・スパゲティアラビアータと言ったところ。楽しめる道・得意技・持ち味もそれぞれです。
きっと、高速での楽しさはBMW・ハイパーモタード・マグナ・690EDの順かな。
ターンパイクや伊豆スカイラインではBMWとハイパーモタードが同率で好みで差が出る感じ?で、690ED、マグナと続く・・・あれ、オフ2台はいいトコ無し??
いやいや、伊豆スカイラインの後に行った「酷道」との呼び声も聞かれる県道59号は、ストレスフリーでスイスイいけちゃいました♪マグナが大変そうで、車体を擦ったとか・・・
しかし道を間違え、180度ターンで細―い道に入った時、やはりマグナが切り返し必要かなーと思ったら、何のことは無い、K@ZU(id:LITP)さんの手にかかればちょちょいのちょいでした!スゴイ腕前です。私のツレのSL230より回転半径小さいって、どういうこと?!
で、どこにも挙げてないYBRはというと、どこもソツなくこなしている印象でしたが、燃費のよさがハンパない!我々が給油し損ねてアタフタしてた時でも、ヨユーのYBR芋虫 (id:yujaaran)さん。あれは、いわば高速にも乗れるでかいカブだ!と思いました。
手前のハイパーモタードがNAU (id:naux64)さんの。
その奥がきゃびん (id:beamer-cabin)さんの。2台ともきれいでカッコいい!同じ外車なのに、うちの人麻呂は泥んこまみれ。まあ、諦めてくれ。・・・とは言え、やはりきれいにしておくと元のカッコよさが光りますね。
こんな風にまったく統一感のない、よく言えばバラエティに富んだ編成でのツーリングでしたが、タッケ隊長の先導で、誰もはぐれず楽しく走れたのでした。カッ飛ばすばかりがバイクじゃない、こうしてつるんで走って時に停まって景色を楽しみながらバイク談義。こんな風景が、楽しいバイク人生の始まりの場所だったのかもしれないと、またもや感傷に耽るのりまつでしたw
補給ミッション、完遂せず・・・!
燃費最強の芋虫さんと離れ、給油のため山を降りました。給油後、軽くアイスなんかを食べてから出発。海沿いを走ることが出来、とても気持ちイイ!タッケ部隊だけの特別ルートです♪
再び山に入り、目的地の「だるま山レストハウス」へ到着、時間は14:30をちょっとすぎてる。あれ、確か・・・オーダーストップがヒトヨンサンマルだったような・・・?これを過ぎると軽食のみになるとか。
しれっとレジに並び、びわみかんさんがオバちゃんのずうずうしさで軽食以外をオーダーしましたが、なんとご飯が終わっちゃったって!そこで店の姉さんから特別メニューの提案があり「焼きカレー」のご飯をうどんにしたモノを提供してくれると!いんじゃなーい?おいしそうだし軽食だけよりはぜんぜん!
・・・と思ったのもつかの間、ほどなくして「オーダーストップしちゃってまして・・・スイマセン」とさっきのお姉さん。やっぱダメかー。しかたなく、鹿味噌おにぎりとところてんをオーダーしました。
鹿味噌の「鹿」の部分がよくわからなかったです(^^;ちょっとさみしい僕らの食卓・・・このあと黒米ソフトクリームをみんなで食べましたとさ♪
食事の後、解散ミーティング。ぼっちバイカーさん取り仕切り有難うございました。タッケさん、隊長勤務お疲れ様でした。おかげ様で楽しかったですよ!
この後オフ組は、タッケさんの新しいCRFをシバきに山へ行ったとさ。
私とびわみかんさんもオフバイクですが、まだびわみかんさん自身のフレームをオーバーホール中なので、見合わせました。
解散後
午前中、箱根のスカイラウンジでブランチタイムがあり、私はうどんを食べました。が、びわみかんさんはアメリカンドッグのみで、だるま山の軽食ではよほど物足りなかったらしい。そこで何か飯粒的なまとまった物を腹に入れる算段を取ります。
レストハウスから沼津市内が一望できるんですが、以前ダートスタイルのツーリングで沼津で魚を食べたことを思い出し、魚を食うことになりました。
市内に降りると「丸天」の看板が目立ちます。新任職員君が「僕、伊豆が好きで、毎年行くんですよー」って話の中で丸天をお勧めされたことを思い出し、行ってみました。
この 茶筒のような掻揚が有名なのですが、
マグロが大好きな私は漬け丼を頼みました。
マグロの切り身の一つ一つが、厚くてでかい!ご飯もボリュームがあり、とっても満足でした。
食後は、東名の渋滞をやり過ごす為海岸の公園のベンチで昼寝。日が落ちかけた頃出発。渋滞には巻き込まれましたが、何とかリハビリ中のびわみかんさんを都内の自宅に送り、そこから北埼玉の自宅に戻ったのでした。もちろん、「帰ったぜ!報告」は最終でした(^^;
まとめ。バイクってさ。
私にとってはリアル「ばくおん!!」なイベントで、バイクに乗ることそのものを楽しむ事が再確認できた一日でした。そんな一個の「バカ」として思うことはただひとつ・・・
いや~バイクって、ほんっっとにすばらしいものですね!それではまた、御一緒に楽しみましょう。
突然ですが
バイク、これになりました。もう泥んこ遊びなんてやってられないよ!
なんちって(^_^;)
人麻呂君(KTM690ENDURO)は車検でして、その代車というわけです。
最近、コレとは逆方向に行ってしまった方がいらっしゃったので、冗談かたがた。
スクーターって、エンジン吹けないのにスピードだけ上がる乗り物なんですね。慣れないと怖い(^_^;)慣れると楽なのかも。収納性と足つきの良さもスゴい!
さて、人麻呂君を車検仕様へ。
車検仕様でマフラーをアクラポから純正に替えました。重量の違いにびっくり。
純正:4.7キロ
アクラポ:2.2キロ
下のがアクラポビッチのモノですが、燃料タンクからサイレンサーを遠ざけるように、うにっとまがっています。
しかし心配になるほど軽い・・・しかもヒートガード着けたままの重量ですよ。
でも純正は音はイマイチだし、エンジンの掛かりも悪くなったし。早くアクラポに戻したいですねー。
ちなみにサイレンサーのみの交換でしたが、手順としては
①テールカウルを外す
グラブバーが着いているので、普通より4本余計にネジを外しました。あと、リペアマニュアルにないフェンダー下中央にある小さなタッピングスクリューを外す必要がありました。
②分割されている純正のヒートガードを外す
③スプリングを外す
意外と硬くて、コイツで引っ張りました
④接合部のリングを外して、サイレンサーを吊ってる2本のボルトを外して、サイレンサーを抜きます。
意外と簡単でした。装着はコレの逆で。純正はスプリングもないので楽なモンです。
コレで車検仕様の出来上がり。赤男爵に持ち込んで、お願いしてきました。「4月16日ツーリングなんで!」と強く言っておいたので間に合うと思いますが、もしかしたら真紅のマジェで参加かも・・・?!
そうそう、こんな看板、手に入れました。
また後日、アップします♪
のりまつ式・冒険の心得
いま現実に手にしうる、理想の乗り物・・・それはオフロードバイク。
自由な分、リスクがあります。どこでも行けるけど、行った道がやさしいとは限らない。むしろ厳しい道を選ぶような走りかたを、ついついしてしまうのがオフロードバイク。それに乗ること自体、すでに冒険の旅の始まりと言えます(?)
のりまつがこの旅(オフロード)を始める時、一番恐れたのがケガでした。ケガして仕事に穴を開けてしまったら、情けない。なので、いろんな手段を考えました。
①コケない技術を身に着ける。
②コケても被害を最小限にする。
③コケても泣かない仲間を見つける。
こんな視点で考え、行動してみた末の経験談を書いていきたいと思います。
①コケない技術を身につける。
独学というモノには自ずと限界があります。それは、客観的な評価を得ることができないため。そのせいで間違っていても修正されずそのまま「クセ」になってしまう。だったら、理論・実践・評価がワンセットになったスクールに行くのが近道!「慣れるより習え」です。
そんなワケで初めてスクールというところに行ってみました。色々調べて、実際のお山の中に入って行くクラスのあるスクールが見つかりました。
ツインリンクもてぎ│アクティブセーフティトレーニングパーク(ASTP)│バイクのスクール│オフロード
乗り始めた年に、ちょっと遠かったけど全部で5回ほど通いました。しかしこのスクールのおかげで、オフロードバイクが色々できることを知りました。
例えば、土手のような急坂を登る・階段を登るなど。また、リーンアウト走りも教えてもらいました。「登りきる直前でアクセル緩める」という鉄則を教わったおかげで、何度か命拾いしたことがありましたっけ。
今の所大ケガせずに乗れているのは、このスクールのお陰だと思っています。
②コケても被害を最小限にする。
つまりはプロテクターの装備です。今回のメインディッシュ。
プロテクターをしてもケガをしないわけではなく、ケガが軽くなる効果があると捉えるのが良いと思います。
骨折が打ち身・捻挫で済み、擦り傷で済む。擦り傷ならかゆい程度に、打ち身なら「いってー」で済む。そんな感じです。
オンをソロでしか走っていない時はほとんど気にしておりませんでしたが、コケる前提ともなれば話は別。プロテクターは装備しようと心に決めていました。コミュニティのキャッチコピーが「こけても泣かない」ということもあります。
どんなプロテクターが必要なのか。こんなサイトを参考にしました。
ケガをしやすい・・・肘膝肩
死亡しやすい・・・頭胸背中
「ケガしやすい部位」と「死亡しやすい部位」とで読み方を替える必要がありそうです。とはいえケガも死亡もしたくない。うん、全部必要!
それと、どのサイトを見ても「オフロードブーツは必要!」とあります。うーん、お金かかりそう。
下から順番に。
オフロード用ブーツ
転倒時に足がバイクの下敷きになることがよくありますが、この時にオフロード用ブーツがあれば守ってくれます。たまたまオフブーツ履いてなかったときに転んで、足の先の方を骨折してしまった人もありました。
脛とか足首が硬い部材で固められており、バイクに横倒しに乗られても大丈夫。あと、木の枝とか石とか、ガンガン当ってくるのもこれがあれば全く気にせずいけます。
オフロードブーツには私の愛用するガエルネでは、競技の種類で3つぐらいのカテゴリーに分けられていました。
①モトクロス用
速度が高い競技なので、防御力重視!イン側の足を出してターンする為か、靴底は滑りやすくなっていたりかかと部分が上に向かって角切りしてあったりします。
②エンデューロ用
エンデューロはいろんな形態があるようですが、ここでは森や山の中に設定されたクロスカントリー的なコース、いわゆるガレ・荒れ・ゲロ(特に定義はないようです。とにかく車両が通るような状況ではない道)を、競いながら走破するようなイメージ。バイクを押したり引いたりする事も頻繁にあるそうで、動きやすさも求められる為に工夫されたカテゴリーのようです。私の周りではこのカテゴリーの「EDプロ」というブーツを使用している方が多いです。
③トライアル用
スピードは出ないので防御力は弱い。しかしコースは岩場や道なき道であり、ここを下見する(慣熟歩行)ため、滑りにくい靴底で歩きやすく作られています。シフトチェンジもしやすい。
私は始めてのブーツなので一番柔らかいトライアル用にしました。始めは固いと思いましたが、なじんだ今では山登りも出来そうなくらい柔らかいです。
ガエルネにしたわけは、エンデューロ用のEDプロを履いてみた時、足が吸い込まれるようにフィットしたのが好印象だった為です。どうやら日本人向けの足型で作っているそうです。修繕の効く構造であるのと国内にリペア工場がありフォローが早いのもガエルネの魅力と思います。
とは言え、やはり実際に履いてみるのが1番!どこで履けるのよ?関東近郊なら、こちらを参考に↓↓
ちなみに私はナップス埼玉で履いてみました。鎧とジャージのフィッティングも、図々しくしちゃいました(^_^;)
膝のプロテクター
プロテクター単体の物は、大きく分けるとこんな感じ。
・膝のみ
・膝脛、いわゆる「ニーシンガード」
・膝の上下すっぽり覆う「ニーブレース」
私は始め、膝のみのもの(コミネのモノ)を購入しましたが、ブーツと膝プロテクターの隙間が出来てしまい、肝心の弁慶な部分が隠れていない。というので、ニーシンガードを買いなおしました。
ズボンのすそはブーツにインしますが、ついでにニーシンもインします。
この方が安定して好き。ただ、ガードが丸出しでスマートさにかける。でもでも、こけても服にダメージがいかないんです。
ただでさえズレがちな外付けプロテクターですが、こうする事である程度安定します。私は今のところ、転倒してもプロテクターがズレてけがをしたことはありません。全部防いでくれています。おかげでプロテクターは傷だらけです。
上のブーツインの写真は納品直後、下のは現在の姿。ベルトはビロビロですが、ぶった切って短くしてホッチキスで止めれば全然使えます。ただ、ベルクロそのものがダメになると、修復が大変かも。現在は同僚に譲っちゃいました。
しかし最近思うところがあり、ズボンの中に装着するタイプに変更しました。そしたら、服がよく破けること!やっぱモトパンにしようかな。ちなみにパンツはDICKIE’S874を愛用しています。
敢えて丈を短い物にしています。その方が、ブーツへの収まりがイイのです。
膝のプロテクターの他の選択肢として、プロテクター入りのオーバーパンツを履くのも手です。
冬はとても暖かく、寒さ知らず。もっさり感がすごいので動きにくいですが、こういうのをはいた状態で氷の上でコケて、無傷でした♪
よく、プロテクターと称する柔らかい何かが入っている物がありますが、硬いプロテクターじゃないと意味ないかも。後述するジャケットについても、コミネ以外の商品はほとんど柔らかいものが装着されていますが、だいたいの場合は固いものや「CE規格」に批准した商品が用意されてる(別売り(-_-;)ので、交換した方がいいかも。
ただし柔らかいモノでも、HYODさんちのD3O(普段はたるんたるんだけどショックを受けた瞬間だけ固くなる)は・・・ワタシ自らコケてみて、大丈夫であったことを確認いたしました(^^;擦り傷だけで済み、膝の骨は無事でした。重いのと高いのが難ですが。
肩肘胸背中のプロテクター
・プロテクター入りのジャケットを着る
・鎧を着る
だいたいこの2者だと思います。
私は冬と通勤では3シーズンジャケットです。
固いインナープロテクターが内蔵されています(脱着可)。暖かい季節はインナーを外してベンチレーション全開すれば、ある程度涼しいです。でも真夏はダメ。
鎧は、メッシュにプロテクターが縫いこんであるものと、ホントに鎧然としたもの。
また鎧は、袖なしの胴丸タイプやブレストプレートのみで脊椎は別に装備するタイプもありますが、私は肩を防御したいのでこれらは選択肢に入りませんでした。品種は豊富なんですが(^^;
体幹のプロテクターを選定する上で必ず迷うのが「夏」の事。暑いのにプロテクターなんて着けてられない。じゃ、夏はこけないんですか?事故らないんですか?そうです、夏でも2輪車に乗っている以上は無縁ではない。やはりジャケット内蔵式か鎧を装備する必要があります。
ジャケット内蔵式について。バイクに乗らない人は知らないと思いますが、夏ジャケットは実は涼しい。ヘタすりゃ半袖よりも。風は通して日陰を作ってくれるので、よしずの影みたいな感じですね。固いのが入った夏ジャケを着れば涼しくて安全、いいことづくめ!ただ、風が吹かなければ涼しさ半減。ま、コレは仕方ないですね。夏は暑いものですから。
しかし林道では、意外と体を使います。なので体が熱くなる。それでいてスピードは高くないから風が抜けず、水冷式人体と空冷式ジャケットを持ってしてもオーバーヒート気味になりそうです。鎧も、インナータイプもアウターに着けるタイプも暑いことには変わりないしムレそうだし・・・
そこでいろいろ調べてみたところ、鎧を使ったナイスな方法が。
本来アウターに着る鎧を、敢えて服の下に着る。そうすると風が通るし密着しないし、なかなか涼しい。鎧の下にTシャツ着れば、吸汗もOK。
ちなみに私が使っているのはトロイリーのモノ。
ちっと高いけど、他社のモノより肩の守りがいいのと、比較的インナーに着込みやすい丸い形状が決め手でした。教習所っぽいのを気にしなければ、上のコミネのモノがベストという気もします。
これの上に着るのは、オフロードジャージが断然オススメ。
風通しの良さはハンパないし動きやすくて丈夫。大きめのサイズがいいですね。先ほど挙げましたが、お店に行くと鎧もジャージも置いてあるので、図々しく合わせてみちゃうのがいいと思います。ナップス埼玉では試着させてくれましたよ。現在、夏のツーリングはオンオフ問わずこれで決まっています。
ちなみに鎧の場合、肘は別個に着けています。
これは着脱がちょっとめんどくさい。そしてズレやすい。肘から下がってしまう気がして、いつも気にしています。が、コケた時はいつも守ってくれます。すでに数えきれないくらい、守ってもらっています。ホントはズレを気にしなくていいのかも。ベルトが伸びるのはお約束(^^;
首
冬用にコミネさんのジャケットを使用していますが(上に挙げた「カエサル」)、これ、首にネックブレースがつく構造になっています。迷いましたが、首は「死ぬ部位」で上位にランクインしているので使ってみることにしました。
これは、転倒や衝突時に首が後に折れるのを防ぐ物みたいです。前の2本のベルクロを調整して、首折れしないあたりまで引っ張って調節して装着しました。
数ヵ月後、
ジャケット側の引っ掛けが千切れました・・・こんな細い紐を信用したのがバカでした。その後も工夫してしばらく着けておきましたが、重いので外しちゃいました。
頭
ヘルメットは被ります。当たり前ですね、日本では。カッコいいし。
オフロード用ヘルメットの特殊な形状の謎を追ったことがありました。
まず突き出た顎。諸説ありましたが、私見としてはオン用と比べてみて呼吸が断然楽!普通のツーリングでも、ダートを走る時はこの形状でないと息苦しい感じがします。競技する人はなおさらでしょうね。
次にシールドがないこと。通風と呼吸の為かと思います。ちなみに私のはARAIさんちの「TOUR CROSS3」で、シールドが付いています。雨の時とか便利で冬も寒くありません。
でも、シールドレスの本物のオフメットの方がデザインもとんがっててカッコいいし、あこがれています。
そしてバイザー。先行車に後塵を浴びせられる時のガード用みたいです。これがあるからカッコいいんですよね♪でも、高速道路では、ただでさえ直立して風を全身に受ける上、このバイザーが風にあおられ疲れる。幸い私のはシールド付いてるし後塵を浴びせられるシチュエーションになる様なことはしていないので、去年のSSTRの時に外しちゃいました。
以後、そのままですが特に不便は感じていません。
番外編
背骨は、頭蓋骨の下から尻の割れ目あたりまで伸びています。が、ジャケットや鎧では第2腰椎ぐらいまでしかカバーしてくれない。第3腰椎から尾骨までをカバーをしたいと考えました。
コミネ製・スゴめのサルマタ。仙骨部と太股前部外側に固いカップ、尻っぺたと腸骨に柔らかいパットが付いています。メッシュで暑く感じることはありません。
これで下半分はOK。上半分は・・・
腰ベルト。 固いゴムみたいな板の付いたヤツ。そんな防御力は期待できないけど、布よりは、ね。着けててだんだん上にズレてきちゃうんですけど、腰痛予防にはいいかも?!
グローブ
私はバイクに乗れなくなるよりギターが弾けなくなるほうが辛いので、手のガードは必須です。拳に固いの、掌にスライダーは欲しい。でも、指のところが段々になっているヤツは、スタンディングの時にレバーやナックルガードに引っかかり邪魔なので無い方がいい。
そしてスマホは外さないでいじりたい。この選択肢でいくと、自然とコミネに・・・いかん、このままではコミネマンになってしまう!でも、プロテクターを考えた場合、痒いところに手が届く商品があるんですよ、コミネには。安いし。ただ、デザインが、うーん。垢抜けないというか、絶妙に外してくるというか。好みの問題ですが(^^;
でも、昨年の夏グローブはコミネ以外の丁度いいのがありました!デザインも気に入った♪KTMならオレンジだしKAWASAKIなら緑。でもウチの兆治は白黒金。こんな時は、グレースケールで!
ちなみに冬グローブは・・・
コミネ(///▽///)
以上、長々とプロテクターについて、私見偏見経験則で書かせていただきました。私の迷った経緯が、誰かの役に立てばよいと思ってアップしてみただけですので、プロテクターの選定は自己責任で。
③コケても泣かない仲間を見つける。
戦場にあっては孤軍で奮闘するもよいけれど、単独行は受傷時の対応が限定されてしまい生還率も大幅に下がるとされています(根拠なし)。
そこで仲間を探します。お決まりの酒場へいくと・・・ってのはゲームの世界。リアルでは、やはりネット頼みです。
「オフロードバイク 北関東」で検索してヒットしたのが「北関東林道ツーリングクラブ」といったコミュニティ。DeNAの運営する「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」というSNSに設置されていました。これは後で知ったのですが「趣味人」はシニア向けのサイトであった模様。ユーザーの平均年齢が高く、私などは若造の部類でした。
コミュに入会申し込みをすると、冬場であるにもかかわらずツーリングイベントが企画されていて、早速参加させていただきました。以後、ここで知り合った人たちと、オン・オフ・キャンプなどのツーリングを楽しんでいます。
ツーリングを共にする中で、パンクやオイル漏れ、転倒ケガなど様々なトラブルがありました。そんな時、お世話になったり協力したりしながら、なんとなく「仲間(目上の方ばかりですが)」と呼びたくなるような感覚を持つようになっています。
パンクの時に助けてもらうの図w
コレのおかげで、マスツーも楽しめるようになりましたしバイクの世界がものすごい広がったのでした。
剣技も習い、装備も調え、パーティーも編成した。あとは実戦で学ぶのみ!
それでは、よい旅を。
こっそりソロチバ。たまにはツーリングした話でも。
人麻呂君で、千葉に、ソロツーリングしてきました。なんだかソロは久しぶり。
この冬何回目かわかりませんが、よく千葉に来ています。そのうち2回はダート。いい加減飽きが来てもよさそうなもんですが、今回は目的がありました。それは後述。
なんか、楽しくないぞ??
アクアラインを渡って房総半島に上陸。いつもだと高速のまま「金谷港」を目指します。そこがいつもの集合場所ですが今日はソロ。ここのところ高速三昧だし、節約のため袖ヶ浦で降りて下道で「金谷元名林道」を目指しました。
目的ついでのオンツーリング、ときどきオフロードぐらいのつもりだったので、ヘルメットもオン用だしブーツも防寒用。そのせいか、イマイチオフ気分にならない・・・タイヤは滑るし(ダートなんだからあたりまえ)装備は重いし(冬だからね)、ちっとも楽しく走れない。どこでも楽しく走れちゃう690エンデューロなのに!
「竹岡林道」の分岐で止まり、装備替えを試みました。暖かくなってきたので余分な防寒はすべてシートバッグへ。シートバッグに積んであった重たい工具やチューブはリュックへ。これでリアに集中していた重量バランスが改善するはず。身軽になってボディアクションもしやすくなる。
これがいくらか功を奏し、その後の道はいくらか楽しめました・・・が、なんだかまだタイヤのグリップ感が・・・こんなもんだっけ?路面のせい?ぜんぜん咬んでる気がしない。この感覚、どこかで。
そうだ、キャンプツーリングの時。荷物満載で「ソフトモード」で走った時。
モタードでヌタ林道走ってるみたいな危なっかしさ、ぜんぜん咬んでる気がしない。
確かに今日の荷物もそこそこ重い。「スポーツ」までいかなくても「スタンダード」ぐらいにしてみよう。次のポイントで調整だ!
今日のメイン。
金谷元名林道を降りて舗装路を走り、高速をくぐったところで右に登る側道へ。その先には・・・
日本寺。梅も終わりかけだけどきれい。
大仏様がおわし、一度参拝に来たことがありましたが、御朱印帳を忘れてしまいリベンジの機会を伺っていたのでした。磨崖仏や千五百羅漢も気になっていたこともアリ。
いつもは林道メインなので寄れないでいました。こっちの趣味にダートの人を付き合わせるのは心苦しいのでソロで来たかったんです。今日はココがメイン!
日本寺は鋸山にあります。南面全体が境内で、下の仁王門から頂上の地獄覗きまでは、かなりの段数の階段を登ることになります。今日は、大仏様拝んで、仁王門見て(仁王大好きなのです)御朱印もらって、ツーリングに戻ろーっと。だって、こんなに広いからとても見きれないよ↓↓↓
黄色い車の絵のある東口の無料駐車場に人麻呂君を停めて、荷物を軽くして歩き出します。まずは仁王門。
ここで写真でもUPしたいところですが、わたし、ご神体にカメラを向けるのはなんとなく控えておりまして、ゆえにこの記事には仁王様・大仏様・羅漢様・観音様などの写真がありません。
仁王門は表参道の料金所の外にあるけど、おばちゃんに「見に行きたい!」とお願いしたら「いいよ」って。よかった♪
日本寺の仁王様は、あまり手入れされていなくて、でも両方の像の片目だけ血走った白目に金の瞳孔がはめ込まれてて・・・ちょっとホラー。
仁王門から階段を上がり、鐘楼のある広場へ。そこにあったこの木↓↓↓
茶色通り越して赤い!このまま仁王様になっちゃいそう!生え方も枝ぶりも不思議・・・サルスベリのような幹の肌だけど・・・どうなんだろ。
この広場から右に行けば大仏様近道だけど、来た道戻るのはつまんないし、「大仏口」経由で行ってみることに。上の絵図では大した距離ではなさそうだしね♪
こんな判断が大間違いで、絵図では表されていない長さと勾配!延々登らされ、いつしか大仏様の頭が木々の後ろに見えるほどの高さに。うそつきー!!
息も絶え絶えに大仏口にたどり着く。なんか、まあまあの高さまで来ちゃったよ。一番上まであとどのくらいだろう。料金所で手渡された絵図を開くと、大体半分ぐらいは登ってきているみたい。よし、一番上まで行ってみよう!
さっきもその手でだまされたことは、階段上りで分泌されまくったアドレナリンに流されてしまったらしく、上を目指しました。バカだね、のりまつ(o゜▽゜)o
ここからはたくさんの羅漢像に出会う。「羅漢」とは修行中の仏様みたいなものらしいです。そのせいか、達観したようなしっとりした表情ではなくて、怒っていたり悲しんでいたり、ポーズも様々で非常に人間臭い。見てて飽きません・・・が、ここのは「首なし」が多い・・・岩の質がもろいのでしょうか、ここも見方によってはちょっとホラーです。
たくさんの羅漢様を見ながら、尾根筋と思われる高みに着きました。西口料金所があり、自動車やロープウェーならひとっとびな場所(ここに来る有料道路は2輪通行禁止なのです)。十一州展望台も興味あるけど、またの機会に取っておいて、百尺観音を目指します。
休んでいるおじさんがいい感じ。ここを進むと・・・
こんな壁の中を通り、抜けた先に百尺観音がおはします。右側の壁面ですね。かなりの迫力なので、一見の価値ありです!ここにも料金所がひっそりとあり、金谷の方に降りられるようです。
ここはピストンで元のおじさんが座っていたところに戻り、頂上を目指します。もう尾根に出たのだし、急坂はないかと思いきや・・・
あう~・・・まじか
でも空が近い!もうすぐ頂上!
頑張って歩いてたどり着いたところは!
西の絶景!
北の絶景!
南の絶景!
絶景かな絶景かな!頑張った甲斐がありました。西の絶景には久里浜に向かうフェリーが写っていますね。そしてこの「地獄覗き」から地獄とやらを覗くと・・・
人がたくさんいる?!地獄に落ちた人達?
いいえ、実は百尺観音を見ている人達です。「地獄覗き」は「百尺観音」の頭上にあったんですね。観音様の前から上を見ると・・・
こんな感じ。あの出っ張った岩が「地獄覗き」ですね。
そんなこんなで、結局ほぼ全山網羅してしまい、大仏様の前で無事にご朱印も授かり、大仏様を拝むことができました。青空に映える大仏様は、今日も立派でした。
余談ですが、この下に数少ないトイレがあり、便所神様が祭られています。お賽銭を入れて、用を足しました。ウチの施設に入居してるばあちゃんがトイレを済ませた後「便所の神様ありがと」といっているのを聞いてから、便所のお賽銭や寄付はするようにしています。
でものりまつ、神や仏は信じていません!ここまでこんな風に書いておいて変な話かも?
神様仏さまは、感謝のシンボルとして拝むし礼を尽くすけど、アテにはしていないって感じです。だいたいみんな、そんな感じですよね?!
ツーリング再開!
さて、駐車場に戻って出発する前に・・・ダンパーの調整!忘れなかった!前後伸縮すべて「コンフォート」から「スタンダード」に設定しました。そして、以前連れて行ってもらった山中林道を、記憶だよりに探し出します。
今度は・・・楽しく走れました!さっきよりだいぶ積極的に行ける。でもまだ、切れ込んでいく感じまではわからない・・・フロントの縮み側を柔らかくしてみようか・・・ま、いつかね。
その後に続く大山とか柚の木などと云った林道も、うまく見つけて走ることができました。柚の木のココ↓↓↓
誰もいませんでしたね、土曜だというのに。左奥に見える3階行きの急斜面は、今日は止めときました(^^;シェルパでは余裕でしたが、重さとタイヤが・・・土手登りも人麻呂だとうまくいかないのですよね。
ちなみにシートバッグを前後逆さに着けているのは間違いではなく、給油口のブリーダーホースを逃がすためです。意外と、逆さ向きの方が使いやすかったりもして。
林道を抜けたら、ここからはオンロードツーリング。鴨川市街に抜けて太平洋岸を走ります。天気は微妙でパラパラきてるけど、気持ちイイ!高台に登りたくなり、適当なところを登っていくと、「魚見塚展望台」というところに出ました。この展望台には女神像が立っています。横から↓↓
沖を行く船を見守っています。高台にあるので海からも目立つでしょうね。
この展望台からの景色↓↓
SSTRのスタート、ここにするかな・・・
この後フラワーラインをまわり・・・と考えもしましたが、ちょっと時間が難しくなってきました。最終目的地「ピネキ」こと木村ピーナッツ店へ。
ここのピーナツソフトは本当に旨い!!!好きなソフトクリームベスト3に入ります。
そーか、お前も食いたいか人麻呂よ。
「あーん」ってしてるように・・・見えないか(^^;
ちなみに人麻呂が付けているハンドカバーはハンドルに通す部分が大きく開いており、ナックルガードごとすっぽり入ります。また、手首側はゴムや布ギャザーが付いていないため、防寒性能は2ランク下がるけど手の出し入れがしやすく、とにかくフレキシブル!冬グローブが必要ですが、これのおかげで千葉ではグリップヒーターは使いませんでした。
そんなわけで、暖かくて天気が良くて、お寺も林道も楽しみ尽したソロツーリングでした。