Tenere700、装備の拡充(装甲編1・エンジンガード)
工事もまた楽しきかな、嵩屋天狗堂・番頭ののりまつでございます。装備拡充シリーズの装甲編その1、エンジンガードについてのお話です。
導入の経緯
ずばり、足つきの悪さにビビったからです!
シート高875mm。
オフ車に乗る者なら驚くような数字ではありません。セローやシェルパなどのモデル以外は、ほとんど870mm以上あるのが普通ですから。だから、完全にノーマークだったのです。
www.tomobataraki-off-rider.com
(中にはオフ車と呼んではかわいそうな車種も入ってますね)
しかし実際に跨ってみて、明らかに足つきが悪く、やっと着いた足にかかる荷重がやたらと重い。
これが、コケて足に乗っかってきたら・・・そう思ったらおっかなくなっちまったんです。
今回選んだのはコレ。
あんまり目立つのはイヤだったんです。なので、デザインがエンジンの周りで完結していて、なおかつ頑丈そうなのが選定理由。
HEPCO&BECKER社といえば、かつての同胞独逸帝国を本拠とする企業。かの社の生産物となれば、おのずと信頼感も高まろうというもの。のりまつに色々な富をもたらしてくれたMP姐さんも装着したというので、縁起もいいですよ。
パイツマイヤーカンパニーというサイトで取り扱っており、ここで注文しました。やはり1か月程度待ち、僕のお家にやってきました。重さは大体3.5キロぐらい。思ったより重くないかな。
装着
マニュアルに沿って作業します。ふんふん、びーひてんじーでぃーいーれむらんと・・・ドイツ語・・・わかるかーい!読み方だけはなんとなくわかるんですよ、学校で教わったから。
大丈夫、英語でも書いてるし、絵でもわかります。でも、スペーサーの厚みが絵だけだと微妙なので、よーく観察されたし。
今回はカウルを緩めて作業してみましたが、板ラチェット#13があれば緩めなくても作業できるかも。
純正のネジを外し、付属のネジを着けますが、この時点ではもちろん仮止め、です。
どのネジも緩み止めが塗ってあるようで、ラチェットを使わないと緩めるのが難しいです。
すべてのボルトが穴を通ったら、すべてを本締めします。一応トルク管理表がついていました。
本締めが終わったら・・・
出来上がり。うん、かっこいいじゃないですか。よく似合ってる。
このぐらいの出っ張りで、どのぐらい足を守ってくれるかな・・・ないよりは全然いいと思う!
インプレッション
足は、しっかり守ってくれます。ホント、転倒すると下になった足に必ず重いもの(車体)がのしかかってくるのですが、拍子抜けするぐらい何にも乗っかってこない。すばらしい防御力です。ただ、致命的な欠陥が・・・・それはまた後日!
次回、装備拡充・装甲編その2に続きます!