嵩屋天狗堂~はてな支店~

オフロードバイクアリマス。

モトクロスと楽器と相棒、全部載せ。

軽自動車に積めるぐらいの夢で3杯イケる、嵩屋天狗堂・番頭ののりまつです。9月の連休に、ずいぶんと欲張りな過ごし方をしたって言うようなお話をします。



嵩屋天狗堂、音楽組。


嵩屋天狗堂には3台の二輪車と1台の四輪車が配備されておりますが、これとは別に「音楽組」という部署があり、クラシックギターと1本の三線が配備されています。これらのいずれにも銘がついております、どーでもいい話。そして連休1日目は音楽組の巡業でした。
詳細は「阿名瑪支店」の方で。
ameblo.jp




嵩屋天狗堂、泥組。


そして「はてな支店」でメインで紹介しているのが「泥組」。今考えました。だってツーリング行くと、だいたい泥がついて帰ってくるんですよね、不思議と。そして連休2日目は泥組の出番があったのでした。どんな出番かというと・・・

モトクロス!
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モータースポーツで唯一、横一線にヨーイドンする土の上の格闘技。エンデューロと違うのは、時間が短くてとにかく全開で、整地されたダートを走ること。

今回はコレの練習会兼ちょいマジレースに参加してきたのでした。



関東のKAWASAKIマイスター達の祭典


主催はCS2という事業者共同体。
www.kawasaki-cs2.com
関東近郊のKAWASAKIのショップが集まり、整備やサービスの品質向上に努めるグループのようです。年に数回、オンオフ問わずイベントがあるようです。
気がつくと、のりまつはCS2のショップにお世話になったりしていました。
・いつも旭龍(KLX125)を診てくれている「モトハウス・ライムグリーン」(伊勢崎市)
・人麻呂(KTM 690ENDURO)の大事な工事をお願いする「モトショップ・シロタ」(高崎市)
・旭龍の右前足に貼ってあるステッカーのショップ「オートサービス翔」(大田区)。

翔さんには直接お世話になっていませんが、前持ち主のYYさんがここから購入したとの事。以後もお付き合いがあるようで、今回のりまつもここからエントリーさせてもらいました。だからパドックの陣地も翔さんトコ。
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ちなみに相方のびわみかんも参加する事になりました。女性プロライダーの講習が予定されており、それに参加するとの事で。
講師は柳本曙光選手。
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やなぎもとひかるさん。


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SL230でレッスンに臨むびわみかん

ウチのじゃに君(ハイゼットカーゴ)には旭龍しか載らないから、びわみかんのSL230は翔さんにお願いしたと言うわけです。ちなみにホンダ車は、エントリー料が2000円高いという(^^;



Ready to Race!


レースに備えて、旭龍の工事をします。
・モトクロスタイヤに変更。一連の騒ぎのおかげで、だいぶスムーズに交換できました。
・軽量化(リア周り)。ウィンカーとキャリア。今回はフェンダーも外しました。コレが重い!前回も外せばよかったと後悔。

そしてパワーアップ!KLX125では定番の3点。YYさんから旭龍を譲ってもらった時に、なんとこれら3点も付けてくれたのです。メタボが心配になるほど太ぇ腹でやんすね!

3点すなはち、豚鼻・サブコン・マフラー。

・豚鼻
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いわゆる吸気系のカスタマイズです。純正は長いストローで通称「象鼻」と呼ばれていますが、コレをKXかなんかの吸気口通称「豚鼻」に換装すると、空気をたっぷり吸い込めるようになるんですね。ただし、手作りする必要があります。のっぽさんの出番です。古いか。f:id:norimaz:20171104134139j:plain

・サブコン「i-con mini」
KLX125はインジェクションで燃料をエンジンに供給しています。あちこちのセンサーから情報を得て、コンピューターがちょうどいい塩梅で調節してるのですが、こいつはそのコンピューターに「背油多目で!」みたいに注文してくれる装置なんですね。これで燃料の調整をある程度自分でお好みにできるのです。コレを接続して、多目に調整しますよ。

・マフラー
こいつを換えれば、排気の抜けが良くなる。だからガンガン燃やせる。さらに、多くの場合軽量化できます・・・が、KLX125は重量差はありませんでした。弊害として、うるさくなる。

この3点で、吸って・燃やして・吐くという行程が、より効果的に行えるようになるんです。結果、パワーアップする。
でもいいことばかりじゃありません。だって、燃料を「マシマシで!」ってオーダーしちゃってます。つまり燃費が悪くなる。耐久性にも影響するのかも・・・純正はその辺のバランスも含め、ちょうどいいセッティングを出しているはずなのです。だから、目的もなくこういうイタズラをするのはお勧めしませんねー。

インプレッションとしては、高回転域でしっかりパワーが出るようになった!まっすぐな長い直線で試してみたところ、今まで到達しなかった速度域に簡単に到達しました。体感なので個人差はあると思いますが、この排気量でエンジン本体いじらないでコレだけ差が出たのは、ちょっと驚きです。こいつで2st勢を喰ってやるぜ!(無理)



ちょっと横道、どんな作業したの?


1.豚鼻
シートを外すと、真ん中編に象鼻が伸びているのが見えます。コレが、変な五角形のベースでエアクリボックスについてます。コレはボンドか何かでくっついているだけなので、千切れない程度にムリムリ引っぱがしたら、あっさり外れました。

はがしたベースから象鼻を普通のカッター切除します。痛そうです。去勢してるみたいです。でもそこはガマンして、思い切って!
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用意した豚鼻をベースに当ててみて、型を取ります。ちょっと小さめに取った方がいいかも。ゴムなのでなんとか入ります。

型どおりに抜きます。普通のカッターで充分。ボックス側に出っ張っているダクトにちょっと苦戦するかも?
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豚鼻にゴム用の接着剤を塗布して、半乾きになったらベースに入れ込みます。入れ込んだら圧着したいのですが、力が入りにくいのでほどほどで諦めました。
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完成した豚鼻ダクトを、今度はエアクリボックスに装着します。やはりゴム用の接着剤を使用。ダクト側にある溝がハマるように接着剤を付け、ゴムの伸縮性を活かしはめ込んでいけば完成。


2.i-con mini
車体左側から見て、インジェクションのユニットについているカプラーを外します。カプラー外すのって大変なんですよね・・・今後、ウィンカー外したり色々あるだろうと思い、ちょっと高いけど専用工具を買いました。が、この工具は残念ながらここには入らず(^^;

カプラーの形状をよく観察し、どこを押せば外れるのか理解しておきます。その上で力を入れます、壊さないように・・・
もうひとつはバッテリーの近くにあるカプラー。ここはスペースの余裕があるので工具が活躍。あとイグニッションのところに咬ませて、出来上がり!
しかしカプラーを外すのって経験が必要ですね。観察してもどこを押せばいいのかわからないし、固いし。今回は上手くいきました。カプラーに届けば、ツールはかなり有用です。


3.マフラー
軽量化でリア周りを外してあるので楽に作業できました。O2センサーを外すので、ついでに掃除しておきました。純正のエキパイとずいぶん径が違うのでカラーがあるかと思い探しましたが見つからず・・・良く見たら、マフラー側の入り口に入ったままになっていたみたいです。固着してたのかも。



これで整備が終了しパワーアップもしましたが・・・DIYではいつもしくじってばかりなので、これでレースに出るのは心配です、実のところ。



現地入りにちょっとトラブル。


話を戻します。
モトクロスの集合時間、前から知らされていたのですが、7:00に北軽井沢!早すぎですがナー!しかしなぜか暢気に構えていて、当日早く起きればいいやーなんて思っていましたが、YYさんも前乗りするとの事で急に不安になり、たまたま空いていた安いホテルに予約を取りました。しかしここで問題が発覚。

ホテル曰く、翌朝早くチェックアウトするのは問題ないが、夕食は18時に来てもらわないと困るとの事。そんなことを言われても困る!前日は16時ごろまで高崎で音楽組があるのに!ずいぶん制限のあるホテルだと思ったら、よく見たらユースホステルというヤツだったのでした。しかし今更ほかのところなんて取れないし。
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どうしよう。23日は音楽組が終わったら一度自宅に帰って、ギターと三線を下ろして旭龍に積み替えて出発する予定だったので、びわみかんとオカリナのメンバー1人の送迎を約束してしまった。でも1度帰っている余裕は無くなってしまった。かくなる上は・・・



「全部載せ」だ!


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「HUSTLE JANITOR」通称じゃに君は「ハイゼットカーゴ」という荷物運びの専門家。この名に往年の漫画「湘南爆走族」の長編「残された走り屋たち」や「青ざめた暁」に出てきたチーム「HUSTLE JET」をパクっているのはいつか書いたとおりですが、意訳すると「モーレツ用務員」みたいな意味になるはず・・・そのモーレツっぷりを発揮するときが来たようです。
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この1泊2日の旅に必要な物
三線「心泉」
・ギター「月埜白雪」
琉球風の衣装
・クラシック風の衣装
・予備のアンプ
・洗面用具とか着替えとか
・KLX125「旭龍」
・肩胸背中の鎧・腰・膝・肘のプロテクター×2人分
・オフロードブーツ×2人分
・ヘルメット×2人分

コレに今回の道連れ、オカリナのメンバー1人とびわみかんを載せます。
衣装とお泊り道具、一部の装備品は、慰問用に買った海外旅行に行ける大きさのスーツケースにほぼ詰め込むことが出来ました。鎧とブーツは無理なので車載のボックスに収納。

後席はひとつ畳んでひとつは人間用。分割可倒式でよかった!他のグレードだと天井が高い分、ベンチシートになってしまうのでこのワザはできないんですね。
で、畳んで床と化した部分には旭龍の前輪。余ったスペースというスペースにスーツケースや楽器を詰め込みます。ハードケースに入れているので意外とスペースをとるんです。

しかしなんとか「全部載せ」完了!写真を撮っておけばよかった。じゃに君、モーレツだぜ!



モトクロス!


川原に良くある野良コースは何度か走ったことがありますが、整備されたコースは初めて走ります。土が深めだけどしっかりグリップし、走りやすい。上手くなったような錯覚できるのも楽しいところ。そして意図的に設けられた急坂を登りきれば、自然とジャンプ!出来ます。外から見れば「なんか跳ねてる」程度なんでしょうが、本人はもうナウシカ気分!ま、着地でガツンとくるので衝撃に備えないとなんですが。
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午前中、30分×4回走行できますが、30分って長い・・・ツーリングなら何てことないんですが、オフロードバイクは飛ぶのも曲げるのも全身を使う。速く走ろうとすればするほど、全身の疲労感は大きいし、縦横前後左右すべての方向にGがかかるので、走り終わった後は三半器官がシェイクされすぎて目が回ってヘロヘロ。
でも、そんなに一生懸命走っているのに、傍から見るとピクニック気分に見えてしまうという。公道を走れる4st125のバイクなんて、小さいし、パワーないし、とっても小ぢんまりと見えちゃうのです。
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午前中の走行ですでにドロドロ。

お昼に、プロのライダーによるデモランがありました。
ライダーは大木汰一選手とその兄ちゃん。兄ちゃんもライダーやってましたが、ケガで引退したのだとか。
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ライダー詳細 | モトクロ男子

プロのライディングは、いつ見ても参考になりません、次元が違いすぎて。理屈抜き、文句なしにスゴい、カッコいい!フリースタイルと言うのもスゴいのですが、速さのみを追求したこのジャンプこそがサイコーにカッコいいと思うのです!「スゴい」と「カッコいい」は違う。
youtu.be
スマホで撮ったので色々イマイチですが、最後の速いジャンプがおわかり頂けますでしょうか。ジャンプ中に斜めになっているのはかっこつけではありません。速く飛ぶための一つの技術なのですが、機能を求めた結果現れるカタチって、本当の美しさがあると実感します。

このお二人、イベント終了後に表彰台を洗ったりしてまして、こんな地道なお手伝いもしているみたいです。プロになってもこういう事を忘れないのは見習うべきと思いました。





午後は、「ちょいマジレース」で4クラスに分かれて競り合います。
・初級者クラス
・コンペクラス
・中級者クラス
・KLX110&125クラス

この中で旭龍は3クラスに出場します!といっても、のりまつは初級者とKLXクラス。中級者クラスにはYYさんが搭乗して走るのです。休む間もなし!

初級者クラスは27台のエントリー。広いスターティングマシンにいっぱいいっぱい並びます。
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午前中の練習では、「どのラインが走りやすいか」「どこで抜かすか」「団子になったら危ない箇所とその時のブレーキングポイント・逃げ道」などを考えながら走り、その後のスタート練習では「どこのグリッドが自分に合っているか」などを考えながら参加しました。その成果が今、試される・・・!
なんてカッコいいものではなく、普通にのろいKLX125とのりまつは、スタート時点で250のマシンに簡単に先に行かれます。
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でもなんとか色々工夫して食い下がり、10分間の全開走行の果てに、上の下ぐらいの順位に収まりました。しかし走り終わってのりまつ自身はヘロヘロ。午前中の疲れもあってまっすぐ歩けません。でもこの後もう一戦あるんだよな。

次のコンペクラスは、レース専用の生粋の戦闘機のみのクラス。一番上級なクラスと言えます。ここにはYYさんが、KX85で出場します。ナンバーもライトもウィンカーもバッテリーすら付いてません。そんな危険なヤツらが、眼を三角にしたガチンコライダー達に駆られ、しのぎを削り合うのです。見ててもかなりの迫力でした。
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ジャンピングYY

そしてYYさん、休む間もなく旭龍に乗り換え、中級者クラスへ参加。相変わらずタフです。しかしコンペクラスで走るようなマシンも混在しており、4st125ccの旭龍はかなり苦戦してました。
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旭龍に乗り換えたYYさん



白熱のKLXクラス。ただし見た目は地味。


最後に回ってきたKLX110&125クラス。待っている間(約30分、ひとかけらのチョコレートと電解質系飲料(ポカリだったかな)で栄養補給、だいぶ回復しました。
今度は同じマシンか格下のクラス、負けられないですぞ。エントリーは7台、ゲストでなんだか2台ぐらい異様に速い人たちもおりましたが。
横一線に並びます。「15秒前」のプラカードを見たら、視線は目の前のスターティングマシンに移ります。こいつを睨み付けパタンと降りる瞬間を瞬きもせずに待つ・・・


降りた!スタート!

ほぼ横一線で1コーナーへ飛び込む!この瞬間がモトクロスの醍醐味です。
同じようなパワーの7台は一度スタートしてしまうと、よほどの実力差がないと抜きつ抜かれつがない。例に漏れず、のりまつの周辺も3台で拮抗。110ccの「速い人」・練習の時から拮抗していた「ライバルさん」・のりまつの順。
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追う立場ののりまつは精神的には有利、しかし最後尾。この状態を打破するのに、なんとかしようとあがいてみる。
しかしちょっとぐらい上手く曲がれても抜かすほど詰める事はできない。でもひとつミスすれば直ちに落伍するので慎重にならざるを得ない。が、ただ慎重に走っているだけでは離される。
たかが草レースでも、後を走っている状態では容赦なく全身に泥を浴びせられ続けるという屈辱を味わうことになるので、なんとか打開したい。
しかしそんな気持ちとは裏腹に、2レース目で頭はボーっとしてくるし体もヘロヘロ。遠くなる意識の世界の境目で、何で走っているのかわからないような感覚になる。
しかしその感覚が、なぜかだんだん気持ちよくなってきて、このままいくらでも走っていられそうな気にさえなってくる。
そんな時、前を走る「ライバルさん」が動き出す。パワーの面で若干劣り、徐々に詰まっていた先行の「速い人」を一気に抜かすべく、ヘアピンで勝負に出た!
ヘアピンは2重のルートが取れるようになっており、外側は大回りになるけど速いコーナリングができる。内側はスピードは落ちるけど小回りできる。
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マシンやライダーの持ち味でどちらが速いのかは差が出るところ。ここで「ライバルさん」は外回りを選び、大外から「速い人」を抜かそうと試みた。
チャーンス!のりまつは内側が得意。上手いこと空いた内側のコースを、今日一番のコーナリングでひらりといなし、「ライバルさん」の前に出ることができた!ここから先はピンポンダッシュより速く、まさに脱兎のごとく逃げる逃げる!そして前の「速い人」を追う!残りは後半周、抜かせるとしたら相手がミスるしかない。そのチャンスを活かしきる為には、常にロックオンしていないと。
しかしあいてもさるもので、おいそれとミスなどしない。最後のヘアピンを曲がり、ぐちゃぐちゃにぬかったストレートへ。ストレートの終わりにある最終コーナーはちょっと得意だから、そこで最後の勝負をかけるか!
なんて欲をかいていたら、突然失速?!
うわマジかあいてがミスどころか時分がみすっ手どうすんねんうしろから殺気ぬか舌ひとくるやば胃や罵いこんちくしょー
なんて1人でカオスに陥っていたが、後から来る気配はなし?なんとか気を取り直してギアを入れ、遅れた差を取り戻そうと頑張る!
しかしただでさえ拮抗していた「速い人」との差は詰まるわけもなく。逆に気持ちが楽になって最終コーナーを回り、最後のジャーんぷ!がちゃん!あぐっ!上体を維持できず無様に崩れながらも、なんとかゴール。
いや、白熱しました。結果は上からも下からも真ん中。4位って言えば聞こえはいいんですけどね。
youtu.be
5番目に現れたのがのりまつ。50秒ぐらいの所でがちゃん!あぐっ!ってなってますw



まとめ


じゃに君はスゴイ。本当にモーレツだ。世の中、ハイゼットハイエースだけあれば、他の車は要らないんじゃないかと錯覚してしまうほどスゴイ。二つとも「ハイ」が付いてるから約分して、ゼットとエースでいいよね。なんかヒーローモノの感じ。
軽自動車に夢が乗り切っちゃう自分の人生が、ちょっとだけ好きになりました。生物として大事なものが欠けているのですが、無いモノは無い。いくらねだってもダメなヤツ。

旭龍はスゴイ。ちょっと手を入れただけでパワーが出るし、ちょうど良すぎ。軽自動車に載るし、素人でも全開に出来るし、足回りもしっかりしてるから操縦が楽しいし。見栄えと迫力がなく、上のカテゴリーで全く勝てないのは御愛嬌。だいたいのりまつはそういうモノを目指してない。

モトクロスは楽しい。もうこれ以上書き立てる必要はありますまい。エンデューロ的な「泥んこレース」と違うのは、走った後。いつかのエントリみたいに満面のバカ面になるか、ヘロヘロのグダグダになるか。あとは、自分の順位がなんとなく判るので、必死感が違うかも。競り合いの楽しさはモトクロスの方があるかもですねー。




以上、小さな軽自動車でもたくさんの夢を見られましたよって話でした。