ハイゼットカーゴasトランポ。
今回のシェルパのトラブルで活躍したのは“HUSTLE JANITOR(通称「じゃに君」)”こと「ハイゼットカーゴ」という軽自動車でした。
ワンボックス型の軽自動車。用途や内装で「貨物車」「乗用車」に分けられます。このうち貨物車を「バン」と言いますが、おおざっぱに「軽バン」って呼んでます。
軽バンなんて、見た目はハイゼットもアクティもミニキャブもサンバーもエブリィも区別なんかつきゃしません。でも違うんです。
各社の名機に触れていきたい所ですが、今回は特にハイゼットカーゴについて。トランポにするなら・・・って話です。
のりまつのハイゼットカーゴは「クルーズ」という上級グレードで、リアシートをたたんだ時に数センチ高くなってしまいます。
↑クルーズ
↑クルーズ以外(無断借用失礼。ホントはクルーズをキレイにフラット化している状態ですが、参考までに。)
この差が絶妙にダメで、タイダウンを余儀なくされました。
あと天井の内装も厚くなっているようなので、「クルーズ」以外のハイゼットカーゴならもっと余裕で積めると思います。
↑クルーズ
↑それ以外。
この違いで、カタログ数値では25mmの差が出ています。ちょうどハンドルアップスペーサー分ぐらい。
余談ですが、クルーズにも「ビジネスパック」というオプションがあり、荷室のスペースアップが図られたモノがあります。中古でお探しの際は、天井とリヤシートをよく観察してくださいね。
ちなみに「アトレーワゴン」は「ハイゼットカーゴ・クルーズ」に準じています。
また、軽トランポのオーソリティ「スバル・サンバー」ですが、現在新車で購入する場合はハイゼットカーゴと同じ車体になります。
www.subaru.jp
↓コイツが最後のスバル製
中古でしか手に入りません。しかもタマが少なくあっても高額・過走行。出会いがあったら早めにツバ付けた方がいいかも。
一見不格好なキャブオーバーですが、タイヤハウスか足下に張り出していないので広い!ヒール&トゥもしやすいし小回りも利くので、いいなーって思います。
ちなみに現行で1番広いのは、たぶんスズキのエブリィです。
ハイゼットカーゴも充分広いし、1番スタイリッシュだと思うんですよね!
それにシルバーの軽バンって、どんなところに入っていってもイヤな顔されない。「ご苦労さまー」ってな感じです。あおられてもバトる気にならないで済むし、なんだかすべてが大らかになります。
小さな軽で、大きく積めて、気持ちも大らかに。
軽バンは素晴らしいです。