690エンデューロ無印。人呼んで「人麻呂」!
KTM 690ENDUROとの馴れ初め
KTM 690ENDURO。「R」がつかないいわゆる「無印」のヤツ。私の愛機です。
XT660Xの次号機に悩んでいた頃、ぼっちバイカーさんの「Rナンバー」の方に乗せてもらい、当初ハードルが高いと思っていたKTMも「こいつぁアリだ!」と思い、購入を決意。
http://norimaz.hatenablog.com/entry/2016/06/18/215029
新車は買えないので中古で。バイク屋に相談し探してもらい、出会ったのが無印の“コイツ”でした。検索時点で広島県在住。
690ENDUROにRが付くと付かないではどう違うのかな・・・検索するとRの記事ばかり出てきます。そんでその多くを占めるのがぼっちバイカーさん。うーん。スゴイ。
690ENDURO Rと690ENDURO (無印)の違いは。
無印の方が
・サスストロークが25mm短い。
・排気量が40ccぐらい少ない。
・ハンドルの切れ角がちょっと少ない。
ネットで見たところの情報では、ざっとこのぐらい。なーに、どれも大した違いはないじゃない。付け合わせも豪華だし、広島の“コイツ”に決めた!・・・なんて考えが、てんであまちゃんであったことを、後で思い知るのですが。
ちなみに“コイツ”の付け合せは、
・アクラポビッチのマフラー
・グリップヒーター
・フロントの風除け
・サイドバッグステー
・リアキャリア(ツラーテック)
・エルゴシート
と、キャンプツーリングもしたいし冬でもガンガン走るのりまつにはうってつけの装備を持っていました。純正マフラーもついてて車検も安心♪
広島から取り寄せてもらい、実車に面会。第1印象は・・・思ったよりかっこよすぎない!
あんまりスタイリッシュで洗練されててシュッとしてたりエレガントだったりすると、なんか身の丈に合わないような気がしてしまうのです。
“コイツ”は、なんかクセモノでアクがあるけど、その分気を遣わなくていい、サクいヤツって感じがしました。
さらに“コイツ”は、リアサスのリンクが長いものに変更してあり、シートも純正より低い。そのため純正に比べて足つきがだいぶ良い。そんなところもフレンドリーに感じられたのかもしれません。
エンジンをかけてもらうと、広島らしく「じゃけんっ!」と一発始動。アイドリングではガサガサ回り時々回転数がバラつくが、あったまってくると落ち着く。これは他の固体でも同じ。
あとは・・・見てもわかんないし、壊れるときは壊れる。中古車なんてしばらくはマイナートラブルが付きまとうのも普通だし、第1印象でもしっくり感がある。これに決めた!
名前と名札
“コイツ”の名前はもう考えてあります。KTMのイメージカラーがオレンジ。日本風に言えば柿色。だいたいKTMは
K・・・柿色の
T・・・とんでもない性能の
M・・・股裂き鉄馬
ですから(笑)オフ車にしか当てはまりませんが(^^;
で、柿色。柿のつく有名人。
・柿崎景家・・・上杉謙信の家臣。マイナーだけど戦上手で川中島でも活躍したらしい。
・柿本人麻呂・・・歌人。絵からするとなんか偏屈なおっさんぽい感じ。
このぐらいかな。やっぱり固有名詞になりうる人の名前がいい。覚えやすくて呼びやすい。「景家」は二口で食べる感じで呼びにくい。別名の「弥次郎」もかっこいいかも・・・でも覚えにくいかも。
というわけで、「人麻呂」になりました。「市丸」にも音が似てるし。名札も作ってあげました(///▽///)
背景のラインをよーく見ると「人まろ」って書いてあります。
KTM 690ENDURO (無印)は反抗期?!
7月のキャンプツーリングで、「人麻呂」は反抗期の少年みたいである事がわかりました。
反抗期の原因は、とにかくパーシャルがない事。
よく言えばスロットルレスポンスが良すぎるという事になるのですが、このレスポンスのよさがダートではクセモノでして。
ぼっちバイカーさんちのRナンバーに乗せてもらい林道を走った時は、ぜんぜん気にならず、低回転で先行車に合わせながらのペースでも苦はなく250ccのオフ車みたいに走れました。
それが、この無印の人麻呂で人に追従しようとするととーっても大変!!上手くパーシャル域をキープするのが至難の業で、終始ギクシャクし続け苦痛でしかない!「人についていくなんてオレ流じゃない!」って言ってるみたい。
ここ、690ENDURO Rと無印の大きな違いです。大きな誤算でした。甘く見てました。RナンバーのLC4エンジンは、排気量が40cc程度アップされプラグもツイン化しています。その恩恵は少なくなさそうです。
次回から、人麻呂と仲良くなっていく過程をアップしていきたいと思います。